negaposi-disney’s diary

大好きなディズニー作品を独自のネガティブ視点で見た感想ブログです

ネガティブ人間が見た「アナと雪の女王2」※ネタバレ含みます※

こんばんは、ネガポジです。

 

このブログでは、ネガティブ人間独自の視点で見たディズニー作品の感想や疑問、感じたことをネタバレしまくりで述べていこうと思います。

ブログ初心者ですので生暖かい目でご覧いただければ幸いです!
また、作品を見てポジティブになれた瞬間を見つけていきます。※見つからないときもあります。

 

 

見た作品

2019年11月22日に公開された「アナと雪の女王2」です。

詳しいあらすじはWikipedia等をご覧ください。(他力本願)

あくまで個人的な感想を述べていきますので、見ていない方向けではないかもしれませんがご了承ください。

 

 

 

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今回も松たか子さんの歌声が心に響きます。

前作が大ヒットしてから他のディズニー作品とアナ雪の短編アニメーションを同時公開していたので、まだ続編出てなかったんやって思いましたww

 アナ雪1と比べると曲の雰囲気も全然違いますし、物語に影もあり、随分大人向けです。

なぜかというと今回の主役はエルサだから。

前作ではやや妹中心に物語が進んでいましたが、姉のエルサはなぜ不思議な力を持っているのか?などまだ明かされていない部分もありましたし、エルサ自身知らない感じでした。

エルサのルーツ、亡くなった両親の真実を知るための物語です。

この作品にテーマを勝手につけるなら、「存在意義、受難、もうプリンスはいらない」ですかね。

 

 

現代の日本社会の傾向としても、女性の自立だとか女性活躍だとかそういう意識が高まってきている感じはしますが、実際のところどうなのでしょう?

まだ女性自身もその意識に追いついていない感じがあります。

厳しい現代社会においてプリンセスを助けてくれる王子様が必要か?

必要か、というよりそんな王子様は現実にはいませんよね。

しかし今までのディズニー作品ではプリンセスが困った時に白馬に乗って助けに来てくれたり、出会ってその日に結婚したり、願えば叶うのがクラシックでした。

ファンタジーとは言え、今を生きる人からすれば、物語から受け取れるメッセージに多様性がなくなってしまうかもしれません。

 

アナ雪2では王子様は登場しません。主役は女性なのです。

作中でアナとエルサが再び冒険に出ている最中、クリストフが心配していることと言えば「アナにプロポーズをしたいけど近頃彼女を遠くに感じる。追いかけてるのは俺だけ。」と乙女のように恋の迷子になっています。

男性キャラがこんな心情になるのは新しいです!!恋に悩むのはプリンセスの役回りみたいな流れが多かったのでとても良いです!

クリストフはあくまで添え物です←

ですが、そっと支えてくれる存在です。

迷子になっていたクリストフも、物語の後半では危機が迫っているアナにようやく追いつき、助ける場面が一瞬あります!

トナカイに乗って現れ、危機一髪アナを助け「どうしたらいい?」と尋ねます。

この言葉のチョイスいいと思いませんか?助けにきたぜ!もう安心だぜ!みたいなアピールもないし、自分に何が出来るのか、手助け出来ることがあるか素直に尋ねています。

クリストフの心の優しさを改めて感じた場面でもありました。

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80年代アメリカのロックバラードな曲調がとても良いです!有名アーティストのMVをオマージュしたようなちょっとしたおふざげも面白い。

 

 

ネガティブ人間にささったセリフ

 「こんな私がなぜ生まれてきたのか みんなと違うこと 悩んできたわ」

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ロングヘアーを束ねていないのがイイ。成長した雰囲気が出てる気がする。

  みんなと違うことに悩まされていた。みんなひとりひとり違うのが当たり前なのに。

最後は自分の存在意義を知ることができ、家族と一緒にいる以外の自分の居場所を見つけた。

エルサが自由になれた瞬間です。

 

「もう何もかも終わり 明かりは消えた 暗闇よ、はじめまして」

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妹、絶望。

この歌のシーンはコンテンポラリーダンスのような雰囲気があります。

この姉妹の対比よww

これはエルサを失ったアナの歌の場面でのセリフです。

またまたこんな根暗のようなセリフがディズニー作品で聞けるなんて!!最高!

「もう辛い すごく悲しい もう無理だよ、、、でも聞こえる心の声ー」

立ち直りはやッ!!

アナは鍛練されて強くなる刀のようなタイプですね。

 

 ネガティブ人間が感じたこと

 自分が他の人と違うことに悩むことって恐らく誰にでも経験があると思います。

悩み苦しみ、自分自身を理解しようとするエルサの姿に共感することで自分を癒すことができる。

絶望しながらも出口を探すアナは辛くても一歩ずつでもいい、目の前のことだけでもいい、明日のことは考えなくていい、やろう、できることからでいい。って言い聞かせてる場面で、共感した人に大丈夫だよ、一歩ずつ少しずつでいいよって言ってもらえてる気がして落ち着けるというか、少し勇気がもらえる気がしました。

そしてオラフって本当にいいキャラしてますよね。第三者として物語をまとめてくれるし、ただのおしゃべりじゃなく格言みたいなことを毎回言うからハッとする。 

アナ雪2のドキュメンタリーで脚本家が「エルサを自由にしてあげたくてこの物語を考えた」と仰っていました。

 憤りを感じている人が多い。と。

自分の生い立ちに戸惑いながらもエルサが自由になる姿を見ることで、みんなの心を溶かしてくれるような、そんな作品だと感じました。

 

あなたがこの作品を見て感じたことをコメントで教えていただけるとネガティブ人間の世界が広がります。

ご覧くださりありがとうございます。

以上、ネガポジでした。